鵜飼 幹雄(うかい みきお)
受験時の年代:70代
堀川検定を受験したきっかけ・受験した感想
- 鯱城・堀川と生活を考える会に10年前に入会して以来、毎月の瓶屋橋での水質調査並びに納屋橋を中心とした道路清掃を実施してきました。
- 柳田先生による堀川・新堀川の数回にわたる案内に参加しました。
- 小生は、名東区で名東史跡マイスターとして、名東生涯学習センターの依頼により、名東区の史跡ガイドをしている
- 高年大学の環境専攻の学生に「堀川を知ろう」について講義をしたことがある。
以上から、当検定に興味を持ちました。
堀川の魅力
一言でいえば、堀川=名古屋の文化です。400年前からの過去だけではなく、名古屋の未来にも大きくかかわってくるものと思われます。川と言うより運河の様相を呈しており、江戸時代のようなきれいな川に戻すことは困難にも思いますが、逆に、それだからこそ、行政を中心とした市民参加活動のし甲斐があります。過去を含めて活動の成果をまとめ、更にシステム化をすることにより、堀川のみならず、日本の他の汚濁で困っている河川、更に、例えば東南アジアの汚濁河川に応用し、環境課題の改善につながることができれば、産業の発達に加え、名古屋文化の敷衍にもつながります。
次の受験者、アンバサダーをめざす人へ一言
堀川=名古屋文化の視点で、堀川の歴史のみならず、名古屋城や熱田の宮の歴史、更に、名古屋の文化・産業の歴史を学んでいただきたい。その結果、歴史の教科書で示される東京中心ではない、地元名古屋視点の歴史・文化も豊富にある、捨てたものではないことを知り、市外・県外の人への情報発信につながり、それが、市民のほこり、生きがいさらに産業の発展につながっていくものと思います。